マシニスト
クリスチャン・ベールという俳優さんをご存知でしょうか?
私は名前こそ今回初めて知ったものの、以前から気になっていました。
そう…
この画像を見たからです!!
役者魂極まれり、といった感じですかね〜役作りによる体重の変化が激しい。
"1年間寝ていない主人公を演じるために1日ツナ缶1つ・リンゴ1個だけの食事で過ごしたーー最終的には減量で54キロまで体重を減らした"
らしく、その後出演の バットマン・ビギンズ では
"そのすぐ後の撮影が控えていたため、体格を戻す為に大量のアイスクリームなどを摂取し、6ヶ月で体重190ポンド(86キロ)までウエイトアップという過酷なトレーニングをやり遂げた"
らしいのです。エェェ━━━━Σヾ(゚Д゚)ノ━━━━!!
そこまでして痩せた183cm54kgの身体は不気味さが際立っていました。
骨が浮き彫りなんですよ〜ほぼ骨なんですよ〜
主人公トレバーが屈んでタイルの溝をゴシゴシするシーンがあるんですが
背骨やら腰骨がガッツリ見えててヤバい((((;゚;Д;゚)))皮膚を突き破りそう
腰当たりの薄さもすごい。
トレバーがぶつかったり走ったりする度不安になりました。
ヒェッ…やばい奴主役かよ…って思うかもですが、彼は"常日頃このポーズをとってる"みたいな変な人ではない。正直パッケージ詐欺だと思た
工場で働くマシニスト(機械工)のトレバー。部屋に転がる死体を絨毯に包み、港へ投げ捨ようとする彼の後ろから懐中電灯の光が近付いてくる。
ーー「おまえは誰だ?」
場面は変わり、バスルームで洗剤を使い手を洗うトレバー。彼の後ろには、テーブルに置かれた懐中電灯と冷蔵庫に貼ってあるメモがあった。振り返りメモをみるとそこには「WHO ARE YOU」の文字が…。
トレバーは不眠症で1年近く眠っていない。眠ってはいないものの、仕事に就き、娼婦と寝、カフェで気になる女性と話す、そんな規則的な毎日を送っていた。
ある日仕事の休憩時に、車に煙草を吸いに行った。すると隣の赤い車に乗った恰幅の良い男から声を掛けられる。その男アイバンはトレバーの同僚の代わりにこの職場に来たのだという。
後日職場でアイバンを目にした時、トレバーは機器の調整を手伝っていた。アイバンの奇妙な行動に目をとられたトレバーは誤って機器のスイッチを押し
同僚に片腕を切断する大怪我を負わせてしまうのだった。
その日帰宅したトレバーは冷蔵庫に身に覚えのない謎のメモが貼ってあることに気づく。
怪我を負わせたことを上司に問われたトレバーは、アイバンに気を取られたことを話す。しかし上司はアイバンという男はここにはいないと言うのだ。
再びアイバンと出会ったトレバーは、彼の車に付いて行く。アイバンは赤信号を行くようなかなり無茶な運転をするが、腕が立つのか接触などはしなかった。一方トレバーは見失わないよう必死に付いて行くが、接触ぎりぎり…そりゃそうなります。
行き着いた先のバーでアイバンと話すトレバー。彼がトイレに立った隙に正体を暴こうと財布の中を盗み見ると、同僚と写った写真を見つける。
トレバーはアイバンの存在する証拠となるその写真を手に入れた。
帰宅したトレバーは冷蔵庫のメモを再び発見。それが以前のものとは違う事に気づく。
死刑台を思わせるその絵の下には_ _ _ _e rという文字も付け加えられていた。
だいたいの流れはこの辺りで終了ということで(あらすじ書きすごく苦手&若干流れ忘れてる)、以下感想。ネタバレありです。
ちょっとホラー感あってちょいちょい怖かったです。身に覚えのないメモ書きとか怖過ぎぃヾ(li゜ω`)ノ!!!
冷蔵庫から滴る赤黒いものも初見はヒョーーーってなりました。滴り過ぎ。あんなの中身はアレに決まってるじゃないですか…:(´oωo`):ビクビク
あとはお化け屋敷もちょい怖かったですね、というか不気味かな。あれはトレバーの罪悪感や不安感が生み出したのだろうなとなんとなく感じました。
そしてアイバンの指がなんであんななのか分からなかったっす。何か見逃してるかも?
結局アイバンはトレバーの妄想だったのですねぇ。
ということはバーでも独り言してたのか…がっこうぐらしかな???
ていうことは遊園地シーンも、いや、マリアに関わる全ても妄想だったという事か。まあ、かなりのストレスと1年間の不眠という最悪の状況になれば、そんな幻想を見たっておかしくはないのかもしれないです。
トレバーは本来、付き合いも良いし普通の人だったんだろうけど
罪の意識に苛まれてああまでなってしまったんですね。最後の眠るシーンではやっと安心できたのでしょう。
普通の感覚の人間が主人公だからこそ、この容姿が意味をなしてくるのだと思いました。
マシニストって意味が分からず観賞していて、毎日同じ行動を同じ時間にとるから機械みたいな人間→マシニストってことなんだろうな〜とか思ってました。アホです。
これが好きな人は メメント とかも好きかもですね(・_☆)・‥━★キュピーン
自分の行動に疑問を持ち調べる…みたいなところが似てるなと。
メメント は、これと言って好き!という訳ではないけれど、すごく印象に残ってる映画です。観たときよりも、後からなんか面白かったかも…って思える系(σ´д`)σ